提案書・営業資料を作るAIツールおすすめ|Gamma・Canva・ChatGPTの使い分け
副業やフリーランスで案件を取りに行くとき、提案書や営業資料の完成度はかなり大きく影響します。スキルがあっても、相手の課題が整理されていない資料、何をしてくれるのか分からない資料、料金だけが前に出ている資料では、なかなか選ばれません。
AIツールを使えば、構成案、文章、スライドのたたき台は短時間で作れます。ただし、AIに「良い提案書を作って」と丸投げしても、相手に刺さる資料にはなりません。必要なのは、ヒアリング内容を整理し、相手の課題に合わせて、提案・成果物・進行方法・料金を一本の流れにすることです。
この記事では、ChatGPT、Claude、Gamma、Canva、Googleスライドを使い分けながら、案件獲得につながる提案書を作る流れをまとめます。
- AIで提案書を作る前に集めるべき情報
- ChatGPT/Claude/Gamma/Canvaの使い分け
- 受注率を下げる提案書の特徴
- 提案書の構成テンプレート
- 営業資料を有料サービス化する方法
提案書で最初に書くべきこと
提案書の冒頭で大切なのは、自分の実績アピールではなく「相手の課題を理解している」と伝えることです。クライアントは、あなたがどれだけすごいかよりも、自分の問題を分かってくれているかを見ています。
| 弱い提案書 | 選ばれやすい提案書 |
|---|---|
| 私はAIツールが使えます | 現在の課題は、投稿作成に時間がかかり継続できていない点です |
| 資料を作ります | 営業先に伝わる構成、文章、デザインまで整えます |
| 料金は3万円です | 納品物、修正範囲、進行方法、期待できる効果を明示します |
AIツールの使い分け
| ツール | 向いている作業 | 注意点 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 構成案、提案文、FAQ、営業メール作成 | 事実や料金は人間が確認する |
| Claude | 長文ヒアリングの整理、自然な文章化 | 抽象的な表現だけで終わらせない |
| Gamma | 短時間でスライド資料のたたき台を作る | 見た目に流されず内容を直す |
| Canva | ブランド感のある営業資料、図解、表紙 | テンプレート感が強くなりすぎないよう調整 |
| Googleスライド | 共同編集、納品、クライアント確認 | 権限設定に注意する |
提案書を作る前のヒアリング項目
クライアント名: 事業内容: 現在困っていること: 理想の状態: 既存資料・URL: ターゲット顧客: 競合: 納品形式: 希望納期: 予算感: 避けたい表現: 提案で必ず伝えるべき強み:
提案書の構成テンプレート
表紙:提案名、クライアント名、作成日 現状整理:相手の課題を3点で整理 提案方針:何をどう改善するか 具体施策:作業内容、成果物、進行方法 スケジュール:初回MTG、制作、確認、納品 料金:プラン別または作業範囲別 実績・サンプル:近い事例や制作物 注意事項:修正回数、範囲外対応、権利関係 次の行動:返信、面談予約、発注方法
AIに渡すプロンプト
あなたはフリーランスの提案書作成アドバイザーです。 以下のヒアリング内容をもとに、クライアントに提出する提案書の構成を作ってください。 条件: - 冒頭で相手の課題理解を示す - こちらの作業内容を具体化する - 成果物、進行方法、料金、注意事項を分ける - 押し売りではなく、誠実で信頼される文体にする ヒアリング内容: (ここに貼る)
提案書作成を副業メニューにする方法
提案書作成そのものも、副業メニューになります。特に、個人事業主、講師、コーチ、制作代行者は、自分の商品やサービスをうまく説明できずに困っていることが多いです。
| メニュー | 納品物 | 価格設計の考え方 |
|---|---|---|
| 提案書たたき台作成 | 構成、文章、スライド10枚程度 | 低単価で実績作り |
| 営業資料改善 | 既存資料の診断、修正版、改善コメント | 診断価値を含めて単価を上げる |
| テンプレート販売 | 業種別提案書テンプレート | noteやTipsで販売しやすい |
受注率を下げる提案書チェック
提案書は、きれいなスライドであれば良いわけではありません。相手の課題、提案内容、成果物、進行方法、料金、次の行動がつながっていないと、読み手は判断できません。
| よくある弱点 | 読者・クライアントが感じること | 改善するポイント |
|---|---|---|
| 自分の実績紹介から始まる | こちらの課題を見てくれていない | 冒頭で相手の現状と課題を整理する |
| 作業内容が抽象的 | 何を納品してくれるのか分からない | 納品物をファイル名・枚数・形式まで書く |
| 料金だけが目立つ | 高いか安いか判断できない | 作業範囲、修正回数、成果物と一緒に書く |
| 次の行動がない | 発注するには何をすればよいか分からない | 返信、面談予約、発注フォームの案内を入れる |
提案書の料金表テンプレート
ライトプラン: 対象: 納品物: 料金: 修正回数: 納期: 標準プラン: 対象: 納品物: 料金: 修正回数: 納期: 伴走プラン: 対象: 納品物: 料金: 修正回数: 納期: 打ち合わせ回数:
提案後のフォローメール例
件名:ご提案資料のご確認ありがとうございます 〇〇様 先日はお時間をいただきありがとうございました。 ご相談内容をもとに、今回のご提案では以下の3点を重視しています。 1. 現在の課題を整理すること 2. 実施内容と成果物を明確にすること 3. 発注後の進め方を分かりやすくすること ご不明点や調整したい点があれば、遠慮なくお知らせください。 必要でしたら、作業範囲を絞ったプランに変更することも可能です。
公式確認リンク
まとめ
AIで提案書を作る価値は、資料を速く作ることだけではありません。相手の課題を整理し、解決策を分かりやすく提示し、発注後の不安を減らすことにあります。
ChatGPTやClaudeで構成と言葉を作り、GammaやCanvaで見た目を整え、人間が事実・料金・約束範囲を確認する。この分担ができると、提案書は単なる資料ではなく、受注につながる営業資産になります。
